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2025年7月の記事一覧

【校長ブログ】1学期終業式 「試されている」

 本日は表彰式の後、終業式、壮行会を行いました。部活動では、日ごろの努力の成果が結果に表れ、本当によかったと思うとともに、全国大会では十分に力を発揮してきてほしいと思っています。

 さて、皆さんにとって、この4月からの約4か月間充実したものとなったでしょうか。夏休みの期間この1学期を振り返って、自己評価をし、改善をしていくことが大切です。

 おそらく、色々な人達から、この夏休みに目標を持って計画的に過ごすことが大切だと先生方から聴いているのではないかと思います。

 ここで以前紹介した詩人の宮澤 章二先生の「試されている」という詩を紹介します。

 

―走りぬく

―やりぬく

―生きぬく

 

そんな ありふれた言葉たちを

ひとり 胸に刻みつけようとする日が

ぼくらの暮らしには 必ず ある

ありふれた言葉のように見えるけれど

 

ほんとうは これらの言葉によって

ぼくらの日常も そして 生涯も

ひと知れず 試されているのだ

 

―走りぬく やりぬく 生きぬく

自分の方向を 自ら そう決めたとき

進む道を美しく照らしてくれる虹が

こころの目に はっきりと見えて来る

 私たちが日々使う「走りぬく」「やりぬく」「生きぬく」という言葉は、表面的には何気ない言葉かもしれないけど、その言葉に従って行動することで、私たちの人生そのものが試され、形作られていくものだと思います。

 口ではしっかりとやると言っても、行動しなければ何の意味もないこと、今いる場所でベストを尽くす、今ここにある現実に全力で立ち向かうことがとても大事であることを教えてくれます。

  今から30年以上前、ZARDの「負けないで」という歌があります。私はこの歌で勇気づけられました。自分の夢を信じて前向きに取り組んでいこう、そして「どんなに離れていても心はそばにいる」という励ましが込められています。この言葉は、家族、友人、先生といった皆さんを応援してくれている人たちを思い起こさせます。

 この宮澤章二先生の詩とZARDを結びつけるのは、自分で決めたことを達成するためには、具体的な行動することそして継続することが大切であるということです。

 皆さんが、これから始まる夏休み、一日一日を大切に過し、二学期を迎えられることを期待しています。

【校長ブログ】なぜ理科を勉強するのか?

 今日からテスト返却です。点数も気になるところですが、是非、間違ったところを復習しておいてください。そういった地道な努力が次につながります。わからないままにしないことが大切です。頑張っていきましょう。

 さて、期末考査の勉強中、理科(物理、化学、生物、地学)は、将来何の役に立つのか?と疑問に思いながら勉強している春高生もいるかもしれません。先週の7月5日(土)の埼玉新聞に、「理科の実用性認識低く」という記事が掲載されていました。日本、アメリカ、中国、韓国の4か国の高校生を対象として、国立青少年教育振興機構などが実施した科学に関する意識調査です。この調査結果によると、「社会に出たら理科は必要なくなる」と思う高校生の割合は、米中韓で1~3割なのに対し、日本が5割弱で最も高く、理科の実用性や必要性に対する認識が低い傾向があることが分かったというものでした。

 確かに、理系でない分野に進む生徒であれば、自身にとって将来、理科を使うことはほとんどないと思うでしょう。しかし、ここで、科学に関する著書を多く出されている池内了先生は「なぜ科学を学ぶのか」ちくまプリマー新書(2019)で「科学研究の社会に対する役立ち方」について述べています。一つは、科学・技術の効能によって人間生活が便利で効率的になり、生産力が増大し、人々の暮らしが健康的で豊かになるとこと。もう一つは、人間の精神的活動としての文化の一つとして科学を考えている「文化としての科学」であるということです。例えば、モーツァルトの音楽もロダンの彫刻もリエールの演劇も、この芸術の成果は文化であり、「無用の用」と言えるでしょう。これらは無くなっても私たちは生きていけるのですが、これがない世界は精神的に空しく感じられるものです。「人間はパンのみにて生きるにあらず」で、物質世界から言えば「無用」ですが、精神世界には「用」なのです。

 池内先生は、現在の私たちは、誰もが自由に意見を述べられ、それが尊重される建前になっている。しかし、むずかしいことは上の人や専門家に任せ、自分たちはそれらの人達が言うことに従っていれば間違いない、という姿勢が現代人に多く見受けられる。自分で判断する姿勢がなくなっていると。そうならないためには、日ごろから科学的な見方・考え方を鍛えておくことが大切であること。情報を鵜吞みにせず、個人の感情や経験を交えずに、様々な側面から物事を見る、科学的な考え方を身につけることが大切であると述べています。

 今勉強している理科は、そういった科学的考え方を身につけるための教科です。「なぜ」、「どうして」と思う気持ちを大切にして、日々の授業に取り組んでください。

【校長ブログ】期末考査の勉強

 今日から期末考査が始まります。1学期に勉強してきたことの総まとめとなります。

 勉強は地道に進めていくしかありません。人と比べるのでなく自分ができるようになるためにするものです。人によって理解するスピードが違います。自分の特徴をよく理解しながら以下のとおり勉強を進めていきましょう。

 なお、①~③について先生に質問したい場合、学校で開く勉強会をうまく活用すると効率的です。

 また、勉強している間は絶対にスマホは見ないよう電源を切っておくようにしましょう。

 頑張れ、春高生!

 

①    テスト範囲の確認とプリント類の整理

 出題範囲を教科書、問題集を実際に開いて付箋等を入れるなどして確認すること。また、テスト範囲となっている授業プリントの整理も併せて行うこと。プリントが欠けているようであれば教科担当の先生にもらいましょう。

②    教科書、授業プリントの熟読

言葉の意味をしっかりと押さえながら読み進めていくこと。わからなければ先生に質問すること。

 図は自分で書いてみて特徴を捉えること。グラフは、何を縦軸や横軸にしているのかを確認しながら自分で書いてみること。

③    問題集で知識・理解の確認

アウトプットの練習を繰り返し行うこと。わからなければ②に戻って理解を深めること。それでもわからなければ、先生方に質問すること。

④    漢字や単語等繰り返し声を出し、書いて暗記

覚えなければならないことはカードや暗記ペン等を使うなど工夫すること。