2025年1月の記事一覧
【校長ブログ】災害は忘れたころにやってくる!?
1月17日は今から30年前の1995年(平成7年)に兵庫県南部地震が発生した日です。淡路島北部を震源地とし、東北地方から九州地方まで広い範囲で揺れ、国内で史上初めてとなる「震度7」を記録しました。死者・行方不明者は6400人を超え、全半壊など被害を受けた住宅は約63万棟にのぼり、この災害のことを「阪神・淡路大震災」といいます。このことを契機として1月17日が防災とボランティアの 日、そして1月15日~21日は防災とボランティア週間としています。最近1月13日夜に宮崎県日向灘で震度5弱の地震が発生し、南海トラフ巨大地震との関連が心配されました。また、昨年1月1日に能登半島地震が発生しており、防災意識の醸成が必要です。
本校全日制の学校保健委員会でNPO法人 埼玉県防災士会理事 二崎 博美 氏に「『災害に備える』~今わたしたちができること~」と題し、講演をしていただきました。
防災の基本は、災害時に「自分の命は自分で守ること」。その上で、家族や隣人を助けて協力し合うことが大切であると話されていました。防災に関する知識や準備を自分事としてとらえ、減災に取り組んでいくことが大切であると改めて思いました。災害は忘れたことにやってきます。この他も様々な対処法をお話しいただきましたが、以下の2つについては御家族等で話し合っておいてください。
① 離れ離れになったときのために、集合場所・避難場所を決めておくこと
② 災害用伝言サービスの活用(詳細はネット等で確認すること)
災害用伝言ダイヤル(171)声の伝言板
文字で伝える(Web171)インターネット上でのテキスト、音声、画像で登録確認