2026年1月の記事一覧
【校長ブログ】3学期始業式
皆さん、あけましておめでとうございます。本日より三学期が始まります。こうして元気な姿で皆さんと再び会えることを、心からうれしく思います。今日は、皆さんにこの一年をどう歩んでほしいか、その願いを一つの話を通してお伝えしたいと思います。
昔、ある青年が、毎日長い距離を歩く仕事に就きました。初めのうち、青年は新しい靴を履き、力強い足取りで仕事をこなしていきました。靴は丈夫で、歩けば歩くほど自信が湧き、青年はますます努力を重 ねました。
ところが、数日が過ぎると、歩くたびに足が痛むようになりました。靴底は少しずつすり減り、革は乾き、ひび割れが目立つようになっていきました。青年は「もっと頑張らなければ」と思い、痛みに耐えながら歩き続けましたが、歩ける距離は日に日に短くなっていきました。
ついに限界を感じた青年が先輩に相談すると、先輩は静かに尋ねました。
「靴の手入れは、いつしたんだい」
青年は答えました。
「手入れをしている時間などありません。歩くことで精一杯でした。」
皆さんは、この話から何を感じるでしょうか。
どんなに良い靴であっても、使い続ければ必ず傷みます。青年は、歩くことに追われるあまり、靴を整えるという基本を忘れてしまったのです。
では、私たちにとって「靴を手入れする」とは何を意味するのでしょうか。
一つは、自分の体を整えることです。体調が乱れれば、どれほど意欲があっても力は発揮できません。若い皆さんはまだ実感が薄いかもしれませんが、体の機能は少しずつ変化していきます。だからこそ、日々の運動や休養を大切にし、体を整える習慣を持ってほしいのです。
もう一つは、頭脳を鍛えることです。学ぶことを怠れば、思考は鈍り、判断力も曇っていきます。体を整える習慣はよく知られていますが、知力を保つために学び続けることの重要性は、まだ十分に理解されていません。
どれほど忙しくても、どうか皆さんには、自分を整える時間を失わないでほしいと思います。先の見えない時代において、最も頼りになるのは体力と知力です。しかし、青年がそうであったように、目の前のことに追われていると、その大切さに気づけなくなるものです。
だからこそ、行き詰まりを感じたときには、あえて立ち止まり、心を静める時間を持ってください。静かな時間は、頭を整え、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれます。
さて、新しい年を迎え、皆さんはどのような目標を立てたでしょうか。
私は以前紹介したウイリアム・ジェームスの言葉をもう一度紹介します。
「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」
つまり、心が変われば、運命は変わるのです。そのためには、一年間続ける覚悟で目標を掲げることが大切です。目標があれば、自分が今何をすべきかが明確になり、生活に張りが生まれます。皆さんの運命は、必ずや良い方向へ動き始めるはずです。
三学期が、皆さんにとって成長の実り多い時間となることを願っています。
【校長ブログ】新年を迎えて
新年あけましておめでとうございます。
新年を迎え、新しい年がスタートしました。皆様方にとって令和8年が、充実した1年になりますよう祈念いたします。今後も春日部高校をよろしくお願いいたします。
さて、授業や学校行事、そして部活動など、本来の学校活動をすることができました。そして多くの生徒たちがそれぞれの取組に前向きに取り組んでくれました。本校は重点項目として①個別最適化学習(授業の個別最適化を目指して「わかる授業」の実践)②キャリア教育(自立した社会人となれるように、規範意識と自己管理能力の育成)③安心安全(生徒一人ひとりの基本的な生活習慣を身に付けさせ、安心安全な教育環境の確立)④情報発信(学校・家庭・地域社会への情報発信を通じて、魅力ある学校づくりの推進)を揚げ、日々、それらの実現に向けて取り組んでおります。
春高定時制は昭和23年4月に定時制が設置されてから今年4月で79年目を迎えます。春高のスクールミッションである「一人一人が生き生きと学び合う学校として、学習状況や達成度に応じて丁寧に個別最適な指導を展開する教育活動を行い、基礎学力や人権尊重の精神、望ましい職業観、規範意識等を身に付けた地域社会で貢献できる人材を育成します。」を目指し、教職員一同、全力で取り組んでまいります。引き続き、皆様の御支援、御協力をお願いいたします。